高校生の薄毛治療

高校生でも「もしかして髪が薄くなった?」と感じる人はいます。まだ十代なのに?と思うかもしれませんが生活習慣や体質によっては高校生でも薄毛になる可能性は十分にあります。

一番いけないのが「気のせいかもしれない」「まだ若いから大丈夫」と放置してしまう事です。原因によっては早く手を打つ事で改善する可能性があったのに、対策を怠ったために薄毛が進行してしまうパターンです。

生活上の理由から、高校生の薄毛の原因として考えられるケースは以下のとおりです。

寝不足も薄毛の原因になる

部活が終わって帰宅した後、宿題をしたり趣味で何かをしたり、時には友達とLINEで話ながら夜更かししたり…と気付けば睡眠時間を削る生活になっていないでしょうか?

若くて体力があるので寝不足でもなんとかなっている、という方も多いかもしれません。けれど、それが発毛に悪影響を及ぼしている可能性があります。

睡眠が不足すると成長ホルモンの不足・血行不良の原因になる

睡眠が足りないと成長ホルモンの分泌が不足し、自律神経の調子が狂うと抜け毛は増えるのに新しい髪が生えにくくなる事があります。

睡眠時間と成長ホルモンの関係は決まった時刻に出るという説や、熟睡の度合いが関係するなど、色々な説がありますが、どの説でも共通しているのは「十分に眠れているか」という点に尽きます。

生命活動に支障が出ていないレベルで自覚しにくいかもしれませんが、体にはダメージがある、というシグナルが薄毛という形で現れているのかもしれません。

この場合は、しっかりと睡眠を取ります。

ジャンクフードやファミレスでの食事は頭皮の状態が悪くなりやすい。

スナック菓子やコンビニのお弁当、ファミレスに皆で集まって食事するなどの機会が多い方、そうでなくても揚げ物など脂っこい物でないと食べた気がしない、というタイプの方は食事のせいで毛穴に皮脂が詰まってしまっている可能性があります。

頭皮以外にも抜け毛の原因になる乱れた食事

栄養バランスの取れていない食事の怖い所は血がドロドロになってしまう事です。今は若くて健康診断などで引っかかる事がなくてもいずれ成人病の原因となりやすいのはもちろん、発毛しにくくなる原因になります。

髪が生えるための栄養は毛細血管で運ばれて来ます。その血液がドロドロしていて流れが悪くなったらどうなるか想像してみて下さい。抜ける本数は今まで通りなのに新しく生える髪が少なかったり、弱々しかったりすると当然薄毛になってしまいます。

特に頭皮がベタベタしやすい人は油っこい物を控えて野菜や魚を食べるようにするなど、食事の改善が必要となってきます。

シャンプーや整髪料で髪・頭皮にダメージを与えている

雑すぎるシャンプーや、付けすぎた整髪料は頭皮にダメージを与えて健康な髪が生えて来る障害になってしまいます。洗う時に頭皮をゴシゴシこすりすぎたり、逆に整髪料を使ってもきちんと洗い落とさずに寝てしまったりなど、どちらも薄毛の原因になります。

もろちんカラーリングやブリーチなど、髪を染めたり脱色したりする行為も頭皮にダメージを与えます。特に美容院などのサロンが使う物より市販の安価な薬剤の方が髪にも頭皮にもダメージを与えやすいので肌が弱い人は注意が必要です。

自分でもわかるレベルに頭皮が荒れていたり、かゆみを感じていたりする場合はぬり薬や症状にあったシャンプーなどを医師に処方してもらう必要があるかもしれません。

ストレスが原因

テストや受験や友達関係など、強いストレスを感じている場合、寝不足の時と同様に自律神経に影響が出ます。その結果、血行不良に陥って新しい髪が生えにくくなったりします。
この場合、生活環境の改善が必要となってきます。

遺伝や体質が原因で薄毛が進行してしまうパターン

ここまで、生活習慣や環境が原因で薄毛になってしまう例を取り上げましたが、高校生くらいの年齢が薄毛の症状が出始めるのは遺伝や体質が原因となっている可能性もあります。

十代後半くらいから特に増え始める男性ホルモンの作用で皮脂が多くなったせいだったり、特定のホルモンが原因のAGA(男性型脱毛症)という脱毛症が出て来たりする方もいます。

AGA(男性型脱毛症)の治療方法

AGAというのは「Androgenetic Alopecia(アンドロゲン性脱毛症)」という意味で、男性ホルモンの一つ、「ジヒドロテストステロン(以下DHT))の作用によって起こります。このホルモンは体毛や髭などを濃くする作用があるのですが、頭髪に関しては逆の作用を起こし毛乳頭細胞という髪の元となる細胞に働きかけ、髪の寿命を短くしてしまうのです。

本来、一本の髪は2〜6年くらい伸び続ける物ですがDHTの影響を受けると元気に成長する期間が1年〜数ヶ月までに短縮されてしまい、髪が弱々しく元気のない物ばかりなってしまうのです。これが原因の薄毛の場合、改善したい場合は医師の治療が必要になります。

プロペシアとミノキシジルが主流だが…

AGAの治療は現在プロペシミアという飲み薬とミノキシジルという塗り薬を使う治療が主流になっています。ただし、この薬は元々前立腺肥大のための薬と開発された物が、AGAに効果があるとして発毛の治療に使われる事になりました。そのため、20歳以下の方には処方が禁じられています。そのため、高校生がAGAと診断された場合にはこの薬は使用する事ができません。そしてミノキシジルも同様に高血圧の治療薬であったため、こちらも未成年は使用できません。

高校生のAGAに関しては、主流となっているこの二つの治療薬は使えません。精力減衰、勃起障害(ED)など深刻な副作用が起きる可能性があるからです。効果が若劣るかもしれませんが、高校生でも使える薬を処方してもらえますので相談してみましょう。

円形脱毛症の治療方法

つむじの周辺が薄くなった、生え際がM字に後退を始めた、などでなく突然ゴッソリと抜け始めた場合は薄毛ではなく円形脱毛症の可能性があります。

  •  突然抜け始めた。
  •  地肌がはっきり露出している。
  •  抜けた箇所は丸型、または楕円で抜けていない場所との境界がくっきりしている。

円形脱毛症の特徴はこんな感じです。

円形脱毛症の原因としてよくストレスが取り上げられますが、現在原因として考えられている物には「自己免疫疾患」によるパターンがあり、体の免疫が間違って毛根を攻撃しているという説があります。

また、アトピーや遺伝なども関わっているとされ、セルフケアでは対応が難しく、医師の治療が必要です。

ステロイドが主流

円形脱毛症の根治のための治療法は現時点では確立されていません。現在、治療法として推奨されているのはステロイドの局所注射です。これは炎症や免疫機能を抑える効果があるステロイドを脱毛が起きた箇所に注射する方法です。

発毛に関しては高い効果が見られるとする治療法ですが、注射のため治療する時に痛みがある事や、ステロイドの副作用を考慮して、使えないと診断される方もいます。

もちろん内服薬や外用薬を用いた治療法もあります。ステロイド、非ステロイドと色々と種類があるので医師に相談する事ができます。

診察を受けて病気かどうかをはっきりさせよう

大切なのは薄毛の原因を正しく知る事です。生活習慣を改めるだけは改善できない、病気などが原因の場合、対処は早いほど改善しやすいといえます。

薄毛に悩んだ場合、やりがちなのが市販の育毛剤などを使う事ですが、育毛剤を使えばどんな薄毛にも効くわけではなく、原因にあった対処をしなければますます悪化する事もあります。

シャンプーの成分が肌に合わなかった、皮脂がきちんと取れていない毛穴詰まりが原因だった場合など、必要のない薬剤を頭皮に使う事でかえって皮膚が荒れて逆効果になる事も考えられます。

くれぐれもお父さんやおじいちゃんが使っている育毛剤などをこっそり使わないようにして下さい。特にミノキシジルの入った育毛剤などの場合、思わぬ副作用が出る事があります。

医師の診察を受ければ原因がはっきりとしますから、生活習慣に問題があればそこを直すよう指導をもらい、脂漏性皮膚炎などの皮膚のトラブルが薄毛の原因の場合は専用のシャンプーを処方してもらえますし、薬が有効な場合は高校生でも使える薬を処方してもらえます。

「どうしてこうなったのだろう」と落ち込んで大切な時間をブルーな気分で過ごすより、原因をはっきりさせた方が今後のためにも絶対いいはずです。そのためにも、薄毛が気になったら気軽に医師の診察を受けてみましょう。

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