食べ物は育毛に大きく関係します。このページでは育毛によい食べ物と悪い食べ物を紹介します。

育毛に良い食べ物

育毛に良い食べ物は「髪の材料になる物」「スムーズな発毛を促す作用がある物」など幾つかのパターンに分かれます。どれか一つ取れば良いのではなく、一日の中でバランス良く食べ合わせるよう食べる物を工夫しましょう。

また、実は発毛に良いとされる栄養素の組み合わせは、ヘム鉄を除けば貧血の改善に必要な成分とほぼ同じです。

また、髪を育てる栄養を運ぶのは血液ですので、貧血だったりドロドロの血で血流が悪かったりする場合、発毛に関係してきます。スーパーなどで貧血に効果があるというポップの付いた食材(特に野菜)があれば、発毛にも良い食材である可能性が高いので参考にすると良いでしょう。

タンパク質

髪は「ケラチン」というタンパク質からできています。ケラチンを作るのに必要なアミノ酸の原料もタンパク質なので、不足しないよう毎日食べるようにしましょう。

タンパク質を含む物と言えば肉、魚ですが、効率良く髪の毛の素材になってくれる食品としては大豆や大豆製品がおすすめです。

女性ホルモンと似た働きをするイソフラボンという成分も豊富に含まれているのですがこのホルモンは体毛を薄くし、髪の毛を増やす働きがあります。

大豆その物を食べるのは難しくても、豆腐や納豆、豆乳飲料など加工された大豆製品ならそれほど調理に手間をかける事なく手軽に取る事ができます。

注意点として、イソフラボンは一日の目安摂取量は70〜75mgを上限とする目安が設けられています。食品で取る場合これを超える可能性は低いのですがサプリを合わせて飲んでいる場合は注意が必要です。

イソフラボンの発毛効果を高めるには唐辛子の辛み成分であるカプサイシンが有効です。この二つを合わせて取る事で毛母細胞の働きをよくする成分が増え、髪が育つ事を助けます。ですから豆腐や納豆などに七味唐辛子やキムチなどをプラスするとより効果が期待できます。

また、大豆にはサポニンという成分も含まれていますが、こちらも頭皮が過剰になるのを抑える効果があるので発毛のアシスト役をしてくれます。

また、筋トレをしすぎると髪が薄くなるという説がありますが、実際に筋トレが原因だとするとタンパク質不足が考えられます。生物の生存に必要な部位の優先度でいえば明かに髪より筋肉が上です。

筋肉を作るためにタンパク質を使い切ってしまって髪を作る分が足りない、という経緯で髪が薄くなってしまう事は考えられます。
スポーツをして筋肉を使っている方におすすめしたいタンパク質はササミですが、グラム単価が割高ですので手頃な値段でたくさん食べたい時は鶏むね肉の皮を取って食べるのをおすすめします。

ビタミン

ビタミンの中で特に必要な物がビタミンB6です。

このビタミンはアミノ酸の代謝、造血と髪を育てるためには欠かせない成分です。タンパク質と合わせて取りたい場合、魚全般に含まれていますが、効率良く食べるならマグロ、カツオ、サバ、サケ、サンマに多く含まれています。

レバーにも含まれているのですが、レバーの取り過ぎは痛風の原因に繋がりますので毎日食べる事は避けましょう。

この他、ナッツのピスタチオやひまわりの種にも含まれています。
ゴマ自体の数値は若干少なめですが、ゴマ油を使うと効率良く摂取できます。

ビタミンC
肉や魚をたくさん食べても、うまく吸収されないと意味がありません。タンパク質の吸収を高めるために欠かせないのがビタミンCです。

野菜や果物全般に含まれていますが、ブロッコリーや小松菜、みかん、キウイなどはビタミンC以外にも発毛に良い成分を含んでいますので特におすすめできます。

ビタミンE
過酸化脂質の生成を抑える効果があります。過酸化脂質は頭皮細胞を壊してしまうので、それを抑える事で発毛を助けます。このビタミンは油脂に含まれる事が多く、ひまわり油に特に多く含まれています。取りやすい食品としてはアーモンド、ヘーゼルナッツがあります。

多量に食べる必要はなく、10粒程度でも大丈夫です。

ビタミンA
頭皮の乾燥を防ぐ働きをしてくれるのがビタミンAです。レバーにも含まれていますが、野菜で取るならにんじん、かぼちゃなどの緑黄色野菜に多く含まれています。

ビタミンEとAは脂溶性のビタミンのため、体に蓄積されやすく取り過ぎに気を付ける必要があります。特にAは取り過ぎると頭皮が固くなるなどかえって頭皮に良くない影響が出る事もあります。

食品からはそこまで多量に摂取してしまう心配はほとんどありませんがレバー好きな人やサプリを愛用している人は一日にどれくらい摂っているかチェックを忘れないようにして下さい。

ミネラル

発毛に必要なミネラルの筆頭は亜鉛です。髪の毛はケラチンでできていますが、それの代謝に必要な成分の一つが亜鉛なのです。

亜鉛は牡蠣や牛肉に含まれていますが、吸収率の良くないミネラルである上、食生活によっては必要以上に消費されてしまうため、不足しがちでそれが発毛に影響してしまう事も少なくありません。

多くのサプリがドラッグストアなどで市販されているので、不足分を補うのは簡単なのですが過剰摂取の状態が続くと中毒症状を起こし、腎障害が起きる事もあります。

サプリを購入する場合、ドラッグストアの薬剤師さんに相談するなど、なるべく専門家のアドバイスを受ける事をおすすめします。

育毛に悪い食べ物

インスタント食品やジャンクフード

インスタント食品やジャンクフードが体に良くないと言われる理由は色々とありますが、発毛に及ぼす悪影響としては特に二点があげられます。

まず、塩分が多量に含まれる事による血液中のナトリウム濃度の上昇。血液中の塩分が増えすぎると体がそれを薄めようとして水分を過剰にとりたくなります。そうすると血液が増える事で血管の壁に圧力がかかり、心臓にも負担がかかります。

そうするとだんだん血管が固くなって弾力を失い、動脈硬化が始まります。そうなると血流がスムーズに行かなくなり、血行が悪くなるのです。

発毛に必要な栄養は毛細血管から送られるわけですから、体の隅々まで血を巡らせる事ができなくなれば、当然、栄養不足になってしまい発毛しにくくなってしまいます。

もう一点、問題なのはジャンクフードにはフィチン酸と言って、亜鉛の吸収を阻害する成分が食品添加物として含まれています。ただでさえ吸収されにくい栄養素を無駄にしてしまうリスクがあるのです。

脂っこい食事

脂質の多い食事は、脂質その物の取り過ぎによって頭皮が過剰に分泌されて毛穴がふさがってしまう問題の他、発毛に必要なタンパク質やビタミン、ミネラルが不足した内容の食事でお腹がいっぱいになりやすい問題もあります。

実は糖質や脂質中心の食事をとっていると、体がタンパク質を消化する事に慣れていないため、必要量のタンパク質を取れていない人も多いのです。

発毛に良いタンパク質のおすすめとして大豆をあげましたが、体を作る材料としてはそれだけではなく動物性タンパク質を一定量とる事が欠かせません。肉や魚をきちんと食べられる体になるためにも脂質を抑えたメニューに体を慣らしていく事も大切です。

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