誰が効果があると言っているのか

緑茶には殺菌作用以外に、「ハゲ予防」にも効果があるのでは?という噂があります。

それは、「緑茶にはジヒドロテストステロン(DHT)の生産に関わる“5αリダクターゼ”という酵素の働きを抑制する効果があり、それがハゲ予防につながる」という内容です。

「5αリダクターゼ」はAGAに関係する酵素です。

5αリダクターゼと男性ホルモン(テストステロン)が結合するとジヒドロテストステロン(DHT)が作られます。

このDHTには髪の脱毛を促進し、薄毛が進行させる効果があります。

緑茶は本当にこの5αリラクターゼを抑制して、ハゲ予防の効果を得られるのでしょうか。

この噂のもとは、2003年の「アメリカ栄養学会」にて発表された以下の論文です。

Soy Phytochemicals and Tea Bioactive Components Synergistically Inhibit Androgen-Sensitive Human Prostate Tumors in Mice(大豆植物化学物質および茶生物活性成分は、アンドロゲン感受性ヒト前立腺腫瘍を相乗的に阻害する)

論文の概要

論文の概要は次のとおりです。

  • アメリカ人男性の進行性前立腺がん発生率は、アジア人男性の15倍高い。この違いが生活習慣や食生活にあるのではと考えて実験が行われた
  • 実験は腫瘍細胞を移植したマウスに、大豆濃縮物や紅茶、緑茶を与えて変化を調べた
  • その結果、大豆濃縮物と緑茶を一緒に与えるとジヒドロテストステロン(DHT)が減った

The combination of SPC and green tea synergistically inhibited final tumor weight and metastasis and significantly reduced serum concentrations of both testosterone and DHT in vivo.

(抄訳)

SPC(大豆濃縮物)と緑茶の併用は、最終腫瘍重量および転移を相乗的に阻害し、イン・ビボでテストステロンとDHTの両方の血清濃度を有意に低下させた。

出典:Soy Phytochemicals and Tea Bioactive Components Synergistically Inhibit Androgen-Sensitive Human Prostate Tumors in Mice

この論文では、ハゲと5αリラクターゼとの関連性は明らかになっていませんが、「悪玉ホルモンであるDHTが減少する条件」が明らかになりました。

人間のハゲに効果はあるのか

マウスでの実験では緑茶によってジヒドロテストステロン(DHT)が減少することがわかりました。

しかしこれは人間にも同じような効果が期待できるのでしょうか?

おそらく、論文が発表された2003年からいまだにこの内容が広まっていないことから、緑茶によるハゲ予防の効果は期待できないと考えられます。

もし確実な効果がありそれが証明されているのなら、すぐに緑茶業界が大々的にアピールをして、すでに病院での治療に取り入れられているはずです。

緑茶を飲むだけでいいのなら安価で手軽にハゲ予防ができるのですが、期待は薄そうです。

本当にハゲが気になるというひとは、緑茶を試すのではなく、病院で相談する方が確実です。

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