薄毛に気づくタイミングには次のものがあります。

  • 朝起きたら枕元の抜け毛が多いのに気づいた
  • 風呂場の排水口に髪の毛がたまっている
  • 床に抜け毛が散らばっている
  • 髪に触るたびに抜け毛が手についてくる

こういうふとしたきっかけで抜け毛が気になる人が多いです。

なぜ髪は抜けるのか?抜け毛の原因は?

まず抜け毛の原因を簡単に説明します。

髪はずっと生えるわけではなく、定期的に抜け落ちて再び生えてきます。

このサイクルをヘアサイクル(毛周期)といいます。

だいたい次のサイクルで抜けては生えてを繰り返しています。

  1. 成長期(2~6年):髪が伸び続ける期間
  2. 退行期(約2週間):毛根が小さくなり髪の成長が遅くなる
  3. 休止期(約3ヶ月):毛根が退化し髪の成長が止まる

休止期の最後には髪が抜け落ち、新しい髪の毛の成長が始まります。

髪は1日に平均0.3mmの速さで伸びます。1ヶ月で約1cm、1年で12cmくらい伸びます。

髪の成長期には期限があるので最大でも1mくらい伸びたら抜け落ちます。

抜け毛はヘアサイクルによるものなのです。

1日の平均抜け毛本数は?

ヒトの髪は約10万~15万本です。かなり本数が多いので毎日寿命を迎え抜け落ちる髪の毛が何本かは出てきます。

大体、1日で平均して50~100本くらいは抜け落ちます。

抜け毛が増える季節がある

犬や猫は季節によって、夏毛、冬毛と毛が生え変わります。

猫などの動物ほどはっきりしたものではありませんが、こういった毛の季節性はヒトにもあります。

有害な紫外線が強い夏は頭を守るために髪の量が増え、紫外線が弱い冬は髪の量が減ることが研究によって明らかとなっています。

このため季節が移り変わる秋に抜け毛が増えるのです。秋は他の季節より抜け毛が多く、1日で100~200本くらい抜けます。

12ヶ月の抜け毛の本数の推移

出典:髪の毛ってなに?(髪の毛の構造)

抜け毛の予防と対策

最初に説明したように髪は毎日ある程度抜けます。また、秋には抜け毛が増える傾向にあります。

これらの通常の抜け毛は生理現象なので慌てる必要はありません。

異常な抜け毛かどうか見極めよう

まず、今の抜け毛が問題のあるものなのか判断しましょう。

男性の場合は次のケースに当てはまると異常な抜け毛の可能性があります。

  • 秋でもないのに100本以上の抜け毛がずっと続いている
  • 抜け毛が細くなってきている

こういったタイプの抜け毛は、AGA(男性型脱毛症)の可能性があります。

AGAになると悪玉脱毛ホルモン(DHT)がヘアサイクルを乱すために抜け毛が増えます。(AGAによる抜け毛の仕組み

AGAによる抜け毛は、なにも対策しないといずれは前髪の後退や頭頂部の薄毛につながります。

抜け毛が心配なら薄毛治療の病院に行って治療を受けましょう。

生活習慣の改善はAGAに効果なし

AGAによる薄毛は、DHTの発生が原因です。治療するには、DHTを発生させる酵素働きを抑制する必要があります。

食事の見直しや運動、睡眠、ストレスの解消などといった取り組は、頭皮環境の改善には有効ですが、ホルモンやヘアサイクルに直接作用するものではなく、AGA治療には効果がありません。

病院でのAGA治療ではDHTを抑えるミノキシジル、プロペシアなどの治療薬が処方されます。

生活改善も大切ですが、発毛を実感したいのなら専門クリニックがおすすめです。

おすすめのAGA専門クリニックのサイトを見る