医学の進歩によりハゲは病院で治療できるようになりました。

病院で行われている最新のハゲ治療を紹介します。

どんな治療がおこなわれているのか

プロペシアを使った治療

プロペシアは、病院におけるハゲ治療を語るにあたり絶対に外すことができない薬です。

治療の第一選択薬として用いられることも多く、認知度が高いため、多くの薄毛患者が一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

この薬は、男性型脱毛症(AGA)の治療薬としては世界で初めて処方薬となったものです。

現在ではすでに60か国以上もの国で承認されています。

1日1回経口摂取することで、脱毛を抑制し、薄毛の進行を食い止めることができます。

プロペシアが薄毛に効果ある最大の秘密は、配合されているフィナステリドです。

この成分は、ジヒドロテストステロン、略してDHTの生成を抑える働きがあります。

このDHTが、毛を生やす器官を妨害します。

その結果、細い毛しか生えてこなくなったり、毛が太く成長する前に抜け落ちてしまったりします。

これが男性型脱毛症の正体です。

プロペシアに含まれているフィナステリドは、DHTを作るための酵素(5α-還元酵素)を阻害します。

その結果、DHTの生成も抑制され、薄毛の改善が期待できるというわけです。

臨床データもしっかり出ています。

国内の臨床試験では、次のような結果が認められました。

プロペシア1mg 継続投与における症状改善効果

  • 1年間投与…58%
  • 2年間投与…68%
  • 3年間投与…78%

プロペシア1mg 継続投与における現状維持効果

  • 1年間投与…40%
  • 2年間投与…31%
  • 3年間投与…20%

以上のデータからわかるように、1年間投与することで98%の人に、薄毛の進行を食い止める効果が確認されました。

プロペシア1mg 3年間投与における部位別改善効果

また、頭頂部(つむじ)と前頭部(生え際)の部位による改善状況は次のとおりです。

  • 頭頂部…77.8%
  • 前頭部…71.7%

ハゲ治療の第一選択薬として扱われているのも、この改善率を見ればうなずくことができるでしょう。

ただし、こちらのデータの対象となっているのは20歳以上50歳以下で脱毛症以外には心身ともに健康な男性のみ。

50代、60代の人は、改善率などももう少し低くなります。

また、頭頂部、前頭部に関しては効果の出方に大きな個人差がありました。

著しい改善がみれらたのは頭頂部で6%、前頭部で2%程度とほんの一握りの人のみ。

ここも注意しておきたいポイントです。

あくまで抜け毛を減らし、いま生えている毛を太く成長させ、薄毛の進行を食い止めるというのが、プロペシアの効力なのです。

ミノキシジルを使った治療

プロペシアと肩を並べるAGA治療薬がミノキシジルです。

これはテレビCMで流れているリアップにも配合されている成分です。

薄毛治療のクリニックでは、頭皮に直接塗布する外用ミノキシジルと、内服するミノキシジルタブレットの2種類を症状によって使い分けて処方しています。

ミノキシジルはもともと、血圧を改善させるための薬(降圧剤)でした。

そして投薬を続けた患者の多くに、副作用として毛が増えるという症状が出たのです。

このことから、ミノキシジルを発毛剤として使うことができないか?と考えられ、多くの臨床試験が重ねられました。

その結果、明らかな発毛効果が認められ、世界で初めての【発毛剤】として販売されるようになったのです。

プロペシアが「脱毛を抑制する薬」だとしたら、ミノキシジルは「毛を生やす薬」。

つまり、もう既にハゲてしまっている部分にも有効なのです。

毛母細胞に直接作用し、その分裂を活発にさせます。

その結果、毛包全体が成長するため、発毛が促進されるというのがそのメカニズム。

ミノキシジルが5%配合されている「リアップ×5」が公表しているデータによると、使用開始3~4か月で8割近い人に発毛が見られています。

また、1年間の継続使用で改善率は95%と、かなり高い数値を出していることがわかります。

ただしこちらも、著明な改善が認められたのは10%程度。

効果には大きな個人差があることは否めません。

自毛植毛

ここまでは投薬における治療方法を解説してきましたが、最後に紹介するのは外科手術。

自毛植毛と呼ばれている方法です。

こちらは読んで字のごとく、自らの毛髪を採取し、ハゲの部分に植毛していく方法。

毛を取ってくるのは主に後頭部から側頭部のエリアになります。

このあたりの毛は男性ホルモンの影響を受けにくいため、生涯にわたり太いままでいることができます。

組織ごと採取・植毛されたあとも、そのまま太い毛を生み出し続けてくれるのです。

日本皮膚科学会が2010年に出したガイドラインによると、世界全体では年間およそ22万5千件以上の実施例があります。

移植後の定着率も82.5%以上と報告されていることから、自毛植毛は投薬治療で効果が得られなかった場合の選択肢として扱われています。

現在主流となっている術式は、

  • FUT(Folicular Unit Extraction:フォリキュラー・ユニット・エクストラクション)法
  • FUE(Follicular Unit Transplantation:フォリキュラー・ユニット・トランスプランテーション)法

の2種類です。

FUT法は「ストリップ法」とも呼ばれています。

毛の生えている部分の頭皮を帯状に切り取り、そこから株分けをして植毛する方法です。

いっぽう、FUE法は別名「ダイレクト法」。

専用の器具を使って毛根を一つ一つ頭皮からくり抜き、移植先へ植え付けていく方法です。

簡単に言えば、「頭皮を切って治療するか、切らないで治療するか」の違いです。

どちらにも長所・短所があります。

たとえばFUT法は頭皮を切断するため、侵襲が大きく痛みも強い、回復までに長い時間がかかるなどのデメリットがありますが、毛包を傷つけることがないため、間違いなく移植することができます。

FUE法は頭皮を切らないぶんだけ体に対する負担は小さいものの、毛包を傷つける、植毛に失敗するなどのリスクを伴います。

効果がどれだけ出るかは、施術する医師の技術レベルに大きく左右されてしまうというのが難点です。

これらの治療は日本皮膚科学会に認められている

今回説明した「プロペシア」「ミノキシジル」「自毛植毛」は、すべて日本皮膚科学会に医学的に根拠があると認めた治療法です。

学会が出した「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版」の中では、各治療法の推奨度を以下のようにまとめています。

  • フィナステリド(プロペシア)の内服…Aランク※男性のみ
  • ミノキシジルの外用…Aランク
  • 自毛植毛術…Bランク
  • (A:行うよう強く勧められる、B行うよう勧められる)

有効性やエビデンスも証明されている、しっかりした治療法であることがここから分かります。

効果のない治療法に注意

薄毛対策法や治療法とされるものは、これら以外にもたくさんありますね。

ドラッグストアを訪れれば、育毛ローションや育毛シャンプーなどが並んでいます。

こういったグッズは店頭で簡単に購入することができるため、セルフケアの一環として高い人気を誇っています。

また、発毛を促すために頭皮のマッサージを行っている人も多いようです。

マッサージ用の器具を使って自分で行っている人もいますが、中には高い費用をかけて育毛サロンのマッサージを受けている人もいます。

しかしながら、これらの方法は有効性・エビデンスともに明確ではありません。

日本皮膚科学会のガイドライン上でも、推奨される治療法としては紹介されていないのが実情です。

効果がない治療法にしがみつき続けるのは、時間と費用の無駄遣いでしかありません。

本気で薄毛対策・ハゲ治療をしたいのであれば、ガイドラインに従って病院で治療を受けましょう。

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